2010年11月01日

地道な努力

昨日、娘の勉強を見ていました。
少し難しい算数の問題を解いていました。
娘はそれほど算数が得意とは思っていないようですが、私から見ると、もっと「できる」と思ってもいいのになと思います。

「できない」と思ったら、絶対にできませんから。

娘が、「中学になったら勉強難しそう」と言うんですね。まだ4年生ですが。
「どうしてそう思ったの?」と聞いたら、「6年生のM君が、中学の勉強は難しそうだと言ってたから」と言いました。
「M君にはお兄ちゃんかお姉ちゃんがいるの?」
「そうじゃないけど、中学校の見学をしたりして、そう思ったみたい」

娘は小学校に入るまで、文字が読めませんでした。
ぜんぜん読む気がなかった、文字なんて娘にとってはどーでもよかった、という感じでした。
「さく(娘の愛称)が幼稚園の頃、小学校1年生の教科書を見たら、難しいと思ったよね」
「うん」
「でも今は、さくは1年生の教科書、簡単だと思うよね」
「うん」
「中学校の教科書も、同じことだと思うよ」

うちからは小立野台地が見えます。ほとんど切り立った絶壁です。そこを、旭町から小立野にゆるやかに登っていく坂道も見えます。
「崖の下から小立野を見たら、とても高く見えるよね。とても登れないと思うよね。でも、あの坂道を一歩一歩登ったら、さくでも上まで登れちゃうよね」
「うん」
「それと同じでさ、どんなに大変そうに見えることでも、少しずつ少しずつやっていけば、いつかはできるようになるんだよ」
「そっか」

実際、すごく高い場所を見上げて、「ムリ」とあきらめることはとても多いです。
高い場所も、ゆるやかな坂道や階段などを一歩一歩上がっていけば、いつかは登れるものです。
なのに、何とかロープでも引っ掛けて瞬時に上がれる方法はないかと探していたりする(笑)
こんな下にはいたくない!と言いつつ、一歩一歩這い上がることはせず、自分の今いる地面に穴を掘って遊んでたりとか。

努力というのは根性で押し進めるというより、すごく小さく見える一歩を地味に地道に続けていくような感じだと思ってます。
実際の坂道と違うのは、最初は限りなくゆるやかでなだらかで、時間をすごくかけてもほとんど登れていないように感じることかと。
どこかでブレイクスルーは来ます。でもそのあとまた悶々となだらかだったりもするかもしれないし、登ったかと思えば下降することもあるかもしれないし、一筋縄ではいきません。
だから頂上を目的とするのではなく、道のりを「旅」と思って楽しむように切り替えたほうが気楽ですね。

(まとめ)娘よ、やる前から「難しい」という先入観は持たないようにしようね。
posted by 太田 at 21:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 勉強 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。